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乱歩の幻影 ちくま文庫 高木彬光など十人 日下三蔵(編)

乱歩趣味を満たしてくれる話のオンパレードだった。特に高木彬光と島田荘司の話は面白いようだった。
ただ、蘭光生のポルノ小説には辟易した。
全作者は次の通り、高木彬光、山田風太郎、角田喜久雄、竹本建治、中井英夫、蘭光生、服部正、芦辺拓、島田荘司、中島河太郎。読んだことがない人、というより知らない人も結構いたので、そのうち読んでみたい顔ぶれとなった。
(1999年12月読了)

テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

本格推理マガジン 少年探偵王/光文社文庫/江戸川乱歩 高木彬光 鮎川哲也 河島光広/芦辺拓・編/鮎川哲也・監修

随喜の涙を流すまでの幻の少年作品集だ。
乱歩「まほうやしき」「ふしぎな人/名たんていと二十めんそう」「かいじん二十めんそう」、高木彬光の長篇「吸血魔」、鮎川哲也「空気人間」「呪いの家」「時計塔」、河島光広の探偵漫画「ビリーパック 狼人間の巻」を収録。
乱歩作品の痛快さは言うまでもないが、「吸血魔」は少年物王道の怪人対名探偵な面白さだ。
(2002年4月読了)

テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

本格推理マガジン 絢爛たる殺人/光文社文庫/宮原龍雄など六名/芦辺拓・編/鮎川哲也・監修

幻の本格探偵小説シリーズ第三弾である。
五篇収録で長さはどれも中篇程度だ。
怪しげな超絶世界で小栗虫太郎チックに繰り広げられる岡村雄輔の『ミデアンの井戸の七人の娘』、
真ん中で掻き回されるも解決編が凄すぎるむかで横町(発端篇:宮原龍雄、発展篇:須田刀太郎、解決篇:山沢晴雄)、
これぞ論理と言うべきの坪田宏の本格『二つの遺書』、
私的には最も面白く、知識の飾りと複数の密室殺人を見せつけた宮原龍雄の『ニッポン・海鷹(シーホーク)』、
ユーモア本格、驚異的なトリックの鷲尾三郎『風魔』を収録。

また山沢氏と宮原氏の特別寄稿においては、当時のことについての貴重な話も読むことが出来る。しかも乱歩の年賀状や鮎川哲也関連なのだ。まさに興味深すぎる一冊と言っても言いすぎではないだろう。
(2001年1月読了)

テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

「宝石」傑作選/光文社文庫/岩田賛など/ミステリー文学資料館編

小道具が面白くシニカルでもある岩田賛「ユダの遺書」、美しすぎる論理過程とトリック+動機など本格度は高い・川島郁夫「或る自白」、底辺の悪魔か絶頂の美かの変格物・朝山蜻一「白日の夢」、変格幻想・永久美・偏執少年の夢・宮野叢子「薔薇の処女」、岡村雄輔「暗い海白い花」、飛鳥高「孤独」、大倉てる子「まつりの花束」、阿知波五郎「科学者の惰性」、山沢晴雄「神技」、認識しない錫薊二「ぬすまれたレール」、冴え渡る風呂内の機械的トリック・坪田宏「緑のペンキ罐」、明内桂子「最後の女学生」、深尾登美子「蛸つぼ」
(2004年3月読了)

テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

「別冊宝石」傑作選/光文社文庫/大坪砂男など/ミステリー文学資料館編

悲劇の大坪砂男「赤痣の女」、精神分析的な本間田麻誉「罪な指」、哲学的な岡美丈二郎「翡翠荘綺談」、南達夫「背信」、軽快ながら謎解きが面白い足柄左右太「私は誰でしょう」、妖女に相応しい悲劇性の袂春信「耳」、B級のようで裏の裏を衝く意表な面白さ鳥井及策「消えた男」、明快な解答の井上銕「何故に穴は掘られるか」、悲劇性に高まる魅力の鈴木秀郎「アルルの秋」、意外な釣り鐘マントトリックによるアリバイ工作の白家太郎「みかん山」を収録。
もっとも秀逸だったのは、神秘性が強くミステリではないかも知れないが「アルルの秋」だった。
(2004年1月読了)

テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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