暴風雨の夜/小酒井不木

暴風雨の夜/小酒井不木

小酒井不木、「講談倶楽部」大正15年1月号に発表の短篇。
一夜を共にした女が起きてみると妖怪変化だったらどういう反応を示すか、という話題から、それは気絶し或いは発狂するに違いないと言い切った医師が自分の経験談を語る話。梅毒に冒された男は、良家への養子のチャンスという利己的な理由で嫁ぎ先に悲劇をもたらすという非人道的行為。可哀想なその奥さんを救うべく策動したのが、この語り手の医師だったのである。蘇生の点がご都合過ぎるが、悪くはなかろう。
なお現在、残念ながら気軽に読める本はない。(数年前はちくま文庫「小酒井不木集」で読めたが品切れになってしまった)。
(2003/9/25初稿[妖鳥の涙])


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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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