秘密の相似/小酒井不木

秘密の相似/小酒井不木

小酒井不木、「新青年」大正15年4月号発表の短篇。
秘密の相似、その皮肉な題名の示す通りの恐るべきトリック。そして結婚制度を批判した作品にもなっている。新婚家庭から実家に帰った妻は夫にある秘密を打ち明けた。眼が不具である事を打ち明けたのである。つまりこれを理由として妻は実家に帰ったというのだ。それを見た夫や仲人はどういう気分で返答を寄越したのか、ブラックな味が面白い心理を扱った探偵小説と言えるだろう。
なお現在、残念ながら気軽に読める本はない。(数年前はちくま文庫「小酒井不木集」で読めたが品切れになってしまった)。
(2002/4/9初稿[妖鳥の涙])


関連記事

テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

最新記事
ブログランキング
にほんブログ村 小説ブログへ

人気ブログランキングへ
スポンサーリンク
プロフィール

アイナット

Author:アイナット
WEBサイト「乱歩の世界」の読書記録ブログ版です。
ネタばれ無しの感想を書きためていきます。

月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
ブログランキング2
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード