闘争/小酒井不木

闘争/小酒井不木

小酒井不木の遺作として「新青年」昭和4年5月号に掲載された探偵小説。
二人の精神病学者は極端に正反対の研究の持ち主、その恐るべき闘争が人道の境地を越えた所で行われたという一篇だ。示唆部分はどうも奇異な感じも受けるが、そのプロットはまさに圧巻で単純な予想を引き寄せないのである。ある自殺者の手になる遺書と投書の謎。それが自殺しそうもない人である事から奇蹟の他殺自白者にも驚きもするが、それ以上の奸智が隠されていようとは!
なお現在、国書刊行会「人工心臓」で読める(数年前はちくま文庫「小酒井不木集」でも読めたが品切れになってしまった)。
(2002/3/9初稿[妖鳥の涙])


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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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