人工心臓/小酒井不木

人工心臓/小酒井不木

小酒井不木、「大衆文芸」大正15年1月号発表の怪奇SF短篇。
医学者で、機械説信者の主人公だったがその学説のナンセンスを証明してしまうという本篇。生気こそ人生の糧であったのである。人工心臓、それを恐怖の感情を超越する理想郷世界と信じて日々研究制作した主人公と妻だったが……、その贈り物は果たして…!? 前半の非小説的な医学的SF的部分が長すぎるのが些か気になるが、人間として最高級の真の恐怖を描いた傑作短篇である。
なお現在、国書刊行会「人工心臓」で読める(数年前はちくま文庫「小酒井不木集」でも読めたが品切れになってしまった)。
(2002/2/14初稿[妖鳥の涙])


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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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