安死術/小酒井不木

安死術/小酒井不木

小酒井不木、「新青年」大正15年4月号発表の短篇。
安死術、それは所謂安楽死を施すという医者としては不法行為。しかし安からか死、それは誰もが望む事。カンフル剤で無理やり一分一秒生きながらえさせても奇蹟は起きない物は起きえない。その地獄の苦痛。これから解放するのが安死術。展開は妻が何かに魅入られた如く変貌するなどかなり無理やりな感があるが、思わずも身内への医術処置をする事になった医者は主義を棄てて悪夢の結果を得てしまうのだ。
なお現在、国書刊行会「人工心臓」で読める(数年前はちくま文庫「小酒井不木集」でも読めたが品切れになってしまった)。
(2002/9/7初稿[妖鳥の涙])


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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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