ある自殺者の手記/小酒井不木

ある自殺者の手記/小酒井不木

小酒井不木、「サンデー毎日」昭和2年1月に発表の短篇。
これはラストに大いに驚いた。同じ名字であるという事が偶然ではなくこの手記や計画に主人公的必然であったとは!? しかし筆跡の点は肯けない。ただこれをワープロなりタイプライターなりに置き換えるだけで奇妙な事件は可能になるのだ。そう思うと脅威するではないか。単純な弱腰な自殺者の手記、楽な自殺を選びたがるこの手記の主人公だけに、性格で判断出来ない物か、そこに齟齬がある予感もせぬではないが。
なお現在、残念ながら気軽に読める本はない。(数年前はちくま文庫「小酒井不木集」で読めたが品切れになってしまった)。
(2002/8/8初稿[妖鳥の涙])


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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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