亡命者/甲賀三郎

亡命者/甲賀三郎

甲賀三郎、「文学時代」昭和6年2月号発表の恐るべき変格短篇だ。
どうしてこれほどの佳作が初出以降完全に埋もれてるのかが納得出来ない。ずっと後の久生十蘭「刺客(ハムレット)」を少し想起せしめる展開で、登場人物の真の地位立場を理解するや、本当の悲劇を経験したことになるという悲哀なのだ。自動車の故障と大雨に出会った婦人記者は、雨宿り先で出会った老紳士、その彼は命を狙われている上に、殿下と呼ばれている不思議。
なお現在、読む事が出来ないのが遺憾な限りだ。
(2002/5/11初稿[妖鳥の涙])


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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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