慈善家名簿/葛山二郎

慈善家名簿/葛山二郎

葛山二郎、「新青年」昭和10年6月号掲載の短篇。
花堂弁護士シリーズだが、全然探偵小説ではないという意味で、奇怪な作品である。花堂氏は旧友に出会うが、名前を思い出せない上に、それが明かに乞食。そのインスピレーションから名前は思い出すが、話し出すに叔父さんの異様な多さ。その芳名録を使った慈善家名簿たるや、乞食の名に恥じぬ美事な作戦と出来で、乞食組合の設立なのだ。と、乞食道にまっしぐらな作品としか言えまい。
なお現在、国書刊行会「股から覗く」で読む事が可能である。
(2003/9/25初稿[妖鳥の涙])


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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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