人狼城の恐怖 第四部―完結編/講談社文庫/二階堂黎人
何という戦慄だ。
読中はもちろん、読了後の余韻は圧倒的なものだ。
決して冷めやらぬ動悸だ。
絶大な真相、大トリックの嵐。メイントリックとなる根本部分こそは推定出来ていたが、問題編の細かい謎、といっても一つ一つからして本格長篇を支えるメイントリックになる、は皆目見当もつかず、各種欺瞞も同様だった。
それに更なる根本は圧巻としか言いようがない。そして更なる物語を残しつつ、カーテンは閉じるのである。とにかくまさに絶讃!
(2001年9月読了)
読中はもちろん、読了後の余韻は圧倒的なものだ。
決して冷めやらぬ動悸だ。
絶大な真相、大トリックの嵐。メイントリックとなる根本部分こそは推定出来ていたが、問題編の細かい謎、といっても一つ一つからして本格長篇を支えるメイントリックになる、は皆目見当もつかず、各種欺瞞も同様だった。
それに更なる根本は圧巻としか言いようがない。そして更なる物語を残しつつ、カーテンは閉じるのである。とにかくまさに絶讃!
(2001年9月読了)
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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学