三狂人/大阪圭吉

三狂人/大阪圭吉

大阪圭吉「新青年」昭和11年7月号発表本格短篇。
狂人の論理を駆使する恐るべき名篇である。脳病院で院長が頭を割られて殺害され、三人の狂人が逃げ出したところから始まるこの怪事件は、恐るべき脳味噌トリックで大怪我をさせ、錯覚とも言える怪我人を生じせしめたのが大痛手だったのだ。怪奇的な雰囲気を醸し出しながらも、解決は完璧なる論理構成による本篇は、世界の天地が入れ替わるかのようなあまりのお美事さに感動すら覚えると言える。
なお、現在、創元推理文庫「銀座幽霊」等で読む事が可能だ。
(2002/1/15初稿[妖鳥の涙])


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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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