あやつり裁判/大阪圭吉

あやつり裁判/大阪圭吉

大阪圭吉が「新青年」昭和11年9月号に発表した本格で、青山喬介が法の正義たる司法を救うという大袈裟でもなんでもない短篇である。
双方決定的な証拠が出てこない等の難しい裁判で、ひょいと証人席に出て来て被告に有益或いは有害な証言をする女、しかも完全なる第三者である、という法廷風景。しかしこれこそ、あやつり裁判、に相応しい恐るべき陰謀であったのだ。その動機の点等が面白い本格短篇で、素人のある心理をも貫いている。
なお、現在創元推理文庫「とむらい機関車」で読む事が可能である。
(2001/11/5初稿[妖鳥の涙])


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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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