振動魔/海野十三

振動魔/海野十三

海野十三の誇る名品の一つ。
昭和6年「新青年」発表短篇。
名探偵・帆村荘六の活躍譚であり、ゾッとするような恐るべき科学的トリック、更にあまりものとも言える犯罪の裏に潜む意外性。絶望の淵から自らを救うために堕胎を望むが容易なことではそれを果たせぬ男が悪魔の振動を発動したのだが、その結果は信じられぬ誤算に満ちていたのだ。この振動魔によって、全てを一瞬で失った男こそ、まさに皮肉そのもの、哀れなる羊であった。
なお現在は日本探偵小説全集11巻 名作集1で読むことが出来る。(ちくま文庫「海野十三集」で読む事が可能だったが、品切れとなっているようだ。)お奨め。
(2001/10/26)


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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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