「毒」/大下宇陀児

「毒」/大下宇陀児/18ページ

これは最大傑作だ。
幼い子どもたちを主人公にしたもので、その当然の無知が救った話だ。その物凄さは言いようもないくらい素晴らしい。ジワジワ毒殺の恐怖を誤解した子どもたちだからこそ出来た恐るべき大ドンデンガエシ。こうして野望はついえたのである。
ああっ、今までの新青年の宇陀児で最大傑作。第二位「決闘街」、第三位「情獄」以上だ。筋のシンプルさがこの場合、効果を引き出しているのである。

掲載誌:新青年 昭和六年新春特大号(第十六号)
(2001/7/9読了)

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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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