呪われた悪戯/瀬下耽

「新青年」昭和4年9月号掲載の短編。

三重の塔で見かけた嫂(あによめ)が唐突に頸動脈を切り裂かれ絶命するという事件が起こった。手には手紙、そして不思議なセリフを残して。
そして続けざまに池の小舟に乗っていた兄の友人も同様に唐突に首を裂かれて絶命してしまう。
意外な凶器は、意外な狂気によって増幅されるがごとくに、二人の生命を奪い去ったというのだろうか。瀬下耽らしい歪んだ恋愛要素が純粋すぎるがゆえに狂気を生んだしまったのだ。
なかなかの読み応えのある作品といえよう。

これも論創社「瀬下耽探偵小説選」に収録されている作品だ。



以下は新青年復刻版読了時の感想です。
「呪われた悪戯」/瀬下耽/11ページ

大したものでもないが、「トリ・・・」の謎となる兇器が少し面白い。
掲載誌:新青年 昭和四年九月号(第十一号)=一冊八十銭
(2001/6/21読了)

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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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