蛭川博士 南人社 大下宇陀児

最初に言わせてくれ。明らかに途中で終わったぞ。どういうこっちゃ。段組の仕方や破れた痕跡などはないから、ますますわかりませんぞ。実は解決篇の書籍もあるのか・・・・?
これは生殺しです。なかなか手に入らないので続きを読むことも出来ず。。。

さて、話は不良青年グループ3名は表面上は仲良くやってるように見えて、そのうち2人は特に仲間を陥れることに執着するような男であった。友人が女から借りている宝石を返せない事情があると知るや、巧みに誤魔化して友人の窮地を救ったようにみせてしまったり、友人の秘密を種に、殺人犯に陥れようとしたりなどなど。
事件の方は海浜でその宝石で関わっていた女が殺害されると言うところから展開する。そしてその殺された女の連れが癩病患者の蛭川博士の夫人であったのだ。蛭川博士は難病かつ重病で誰とも会いたがらない性質である。
ところで、秘密を持っていた不良青年グループの中のリーダ格でハーフの男は第一の殺人の手懸かりとなったカフェで活躍していた。といっても地下賭博であり、阿片の香りをも嗅げるという秘密クラブなのだ。その中で財産をかけたがる少し気がおかしいようにみえる不思議な老人とその娘と関わるが・・・。

本作は戦前の本格探偵小説の代表作にしばしば上がるだけあって、警察の訊問などや警察視点の活躍も描かれており、また伏線を張っているようにみえる点も多々見られた。しかしいかんせん連続殺人事件が発生し、いよいよ事件が急展開から解決編へ向かおうと言ったところで奥付ページなのである。本気で憤ってしまったのである・・・・。
(2006年5月読了)
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ジャンル : 小説・文学

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