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黒龍の柩 幻冬社文庫 北方謙三

土方歳三を主役に添えたロマンチック歴史創作小説である。
通説に拘らない大胆な人物像とその見果てぬ夢には感激すら覚えるではないか。山南総長のファンとしてもこれは楽しめた。なるほど土方と山南はツーカーであったという説もあるが、これならばごく自然に解釈できる。色々と突っ込み所や気に食わない設定も多々あるのも事実(通説に囚われずに史実的にハッキリしない点などの独自解釈の連続で当然とも言える)だが、創作全体と見れば、土方の魅力とその周囲の登場人物の生き生きとした躍動。そして最後まで繋がる広大な夢。非常に読ませる秀作である。
(2005年10月読了)
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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

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