久山秀子探偵小説選I 論創社 久山秀子

よもやこの作家の作品が一冊の本になろうとは誰が夢想だにしただろうか? いわんや2冊も出る現実にや。
ということで、この作家はほとんど全集に近いのではないかと思う二冊出ているがその一冊目。
久山秀子ものといえば痛快で軽妙なノリのユーモアが際だつ隼もの。この本にも20編も収録されている。掏摸といえば許せざる小悪党であるが、隼一派のユーモラスな姿を見ると、そんなことは、所詮そんなことになってしまうものがある。基本的にコントてきなものが多いが、本格的な嗜好のものから当時の社会性を存分に描写したものまで、この人も新青年趣味に彩られた新青年作家だったんだな~と改めて感じ入る作品集となっている。
(2004年11月読了)
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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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