とむらい機関車(創元推理文庫/大阪圭吉)

これが戦前に書かれたものだと知らない状況で人に示唆されたら信じられる自信がない。
それほどの時代を超越した本格探偵小説だ。「とむらい機関車」「デパートの絞刑吏」「カンカン虫殺人事件」「白鯨号の殺人事件」「気狂い機関車」「石塀幽霊」「あやつり裁判」「雪解」「坑鬼」及びエッセイを収録。
どれも面白いものだが、「坑鬼」の天と地がひっくり返るような衝撃に一番感激したように思える。
(2001年11月読了)
地名情報だが、大阪圭吉の出生地は過去の記事を参照。
作中舞台では架空か不明な場合が大半であるが、「あやつり裁判」で東京市日本橋(現在の中央区)や浅草(現在の台東区)が登場している。
「雪解」は北海道ということはわかるが具体的地名は不明。札幌は出てくるが舞台ではない。
「坑鬼」では室生岬たる地名が出てくるが、架空の模様。
随筆「停車場狂い」では、直江津(現・上越市)、新宿(現・新宿区)、両国(現・墨田区)、上野(現・台東区)が出てくる。
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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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