グラン・ギニョ-ル城 原書房 芦辺拓

異国の古城に集まる謎のようなカタカナ人達による展開と無印・森江春策が偶然車中の謎の毒殺事件に巻き込まれる展開という謎々のように平行する二つの物語。それは平行線を辿るはずの過去と現在、虚構と現実のはずだったのだが、現在の現実にいるはずの森江春策の足下は余りにも脆弱だったのだ・・・。
圧巻驚きの構成とその二重の真実の前には驚きあるばかりの本格探偵小説。展開そのものに少し想像するとナンセンスさを含みつつも、人の現実認識の危うさをも内包している恐るべきさを感じてしまうのである。
(2002年3月読了)
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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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