死の接吻 ハヤカワ文庫 アイラ・レヴィン 中田耕治

確かに最初から中盤クライマックスに掛けては面白かったが、肝心の最後の方が興ざめな展開である。そこで大きく評価を下げたと言って良いだろう。
恐ろしいエゴに包まれた男は、妊娠した彼女を邪魔に思うようになったのだ。それも自己の野望だけのために。主人公の心理の動きも序中盤は面白い展開だ。ただ事ラストに至ると理解出来なくなるのである。自己顕示欲の権化と化した業とでも言うのだろうか。そしてリスクが大きすぎる。なのにあの解決とは。まぁ、読ませるサスペンスには違いないが、ラスト長姉篇が気に入らなかったという感想として残しておこう。
(2002年9月読了)
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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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