夜明けのロボット(上) ハヤカワ文庫 アイザック・アシモフ 小尾芙佐・訳

イライジャ・ベイリとR・ダニール・オリヴォー及びジスカルドの両ロボット活躍のロボット物三部作+の三作目。

と言っても執筆までに三十年の時間差がある。今回はダニールのホーム惑星オーロラが舞台であり、ファストルフ博士に掛けられたヒューマンフォームロボット殺害事件の容疑を晴らし、自分の地位と地球、博士、そして未来に生まれる予定の帝国やファウンデーション(笑)を守るためにベイリが推理をしていくというものである。しかしその現場に着くや、当のファストルフ博士曰くには、ロボットの精神的殺害を出来る者は自分しか絶対に有り得ないが、自分は絶対何もしていないと言う矛盾。この事件は果たして偶発的な事故だったのか、それともオーロラ至上主義たる反対勢力の陰謀か、この続きを知るために私は下巻に手を伸ばすのであった。

人間殺害でないせいか、不可能性を今一つ理解出来ないせいか、ミステリ的興味は前二作ほど湧かないが、これも下巻で評価は変わるかも知れない。ストーリーとしては読ませる作品である。それにしても、オーロラの慣習は羨ましいのか哀れなのか、やっぱり結論はつまらないと思われる(笑)
(2002年9月読了)
関連記事

テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

最新記事
ブログランキング
にほんブログ村 小説ブログへ

人気ブログランキングへ
スポンサーリンク
プロフィール

アイナット

Author:アイナット
WEBサイト「乱歩の世界」の読書記録ブログ版です。
ネタばれ無しの感想を書きためていきます。

月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
ブログランキング2
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード