ドルリイ・レーン最後の事件/ハヤカワ文庫/エラリイ・クイーン/宇野利泰

ドルリー・レーン4部作の最終話。
既にネタは聞き及んでいたが、意外な犯人ものである。
お馴染みサム元警視の元にやってきた謎の派手な髭をした男。この男曰くの高額な依頼をして去っていった。その後、シェイクスピア本を巡って、事件が紛糾。シェイクスピアの過去に絡んでいく本事件。
ペイシェンス・サムを中心にした恋愛や葛藤した推理を含む人間模様には面白い物を感じるが、本格ミステリとしてはどうも粗相な点が目に付くし、道具立ても驚くようなものではない。
ただただ意外な犯人を演出するためとしても、それがこの4部作全体の存在にまで問題を投げかけるのはどうも嘆かわしいとしか言えまい。
レーンものの逸品については、XとYで終わっていたとしか言いようがないだろう。
(2003年7月読了)
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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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