「探偵春秋」傑作選/光文社文庫/江戸川乱歩など/ミステリー文学資料館・編

創作よりも評論・対談の方に興味が集まった幻の探偵小説専門誌シリーズ第4弾(下記のラスト云々は当時の錯誤だと思われます)。
創作では、さすがに面白い心理の木々高太郎の「債権」、怪奇味一番の渡辺啓助「血のロビンソン」、酒井嘉七「京鹿子娘道成寺」、西尾正「放浪作家の冒険」、光石介太郎「皿山の異人屋敷」、畔柳博士、どっかで聞いた名前だなァと思ってしまう蘭郁二郎の妖しげ推理「鱗粉」、そして蒼井雄の恐るべき怪奇の恐怖「霧しぶく山」を収録。
評論では探偵小説芸術論争的三つ。木々高太郎「探偵小説芸術論」、野上徹夫「探偵小説の芸術化」、甲賀三郎「探偵小説十講」、対談は江戸川乱歩と杉山平助の「一問一答」、これも興味深い題材の連発である。
(2001年2月読了)
関連記事

テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

最新記事
ブログランキング
にほんブログ村 小説ブログへ

人気ブログランキングへ
スポンサーリンク
プロフィール

アイナット

Author:アイナット
WEBサイト「乱歩の世界」の読書記録ブログ版です。
ネタばれ無しの感想を書きためていきます。

月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
ブログランキング2
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード