「シュピオ」傑作選/光文社文庫/小栗虫太郎など/ミステリー文学資料館・編

幻の探偵小説専門誌シリーズのラストを飾る第三弾。
伊志田和郎の短篇「暗黒行進曲」、
恐怖の味がありなかなかの出来の荻一之介の短篇「執念」、
そして小栗が言わなくともはっきり凡作のリレー連作中篇『猪狩殺人事件』ちなみに作者は覆面作家、中島親、蘭郁二郎、大慈宗一郎、平塚白銀、村正朱鳥、伴白胤、伊志田和郎、荻一之介。
不可能犯罪で原因も不明で前半は楽しめた蘭郁二郎の長篇『白日鬼』、これはしかし肝心の解決や謎が脆弱すぎた。
どっかで似た話を聞いたことがある吉井晴一の掌編「夜と女の死」、
心理描写が上手く良かった紅生姜子(宮野叢子)の『柿の木』、
海野十三作の帆村荘六の登場する中途半端でごく短いSF的短篇「街の探偵」。
他、小栗虫太郎、海野十三、木々高太郎、蘭郁二郎らが執筆した【宣言】や【終刊の辞】などの文章が収録されている。
(2000年6月読了)
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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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