光る鶴/光文社文庫/島田荘司

吉敷竹史シリーズの短篇集。吉敷ファンならば読んでおくべきだろう。吉敷ファンでないならばあまり意味はないかもしれないが、「十八歳の肖像」以外は普通に読めるだろう。

昭島事件という冤罪事件をモチーフにした「光る鶴」は広義の鉄道トリックという点でも面白い。昭島事件自体が飯塚の事件なので身近さも感じ、昭島事件そのものに対する興味を引かせるところも作者の面目躍如といえるのではないか。
「吉敷竹史十八歳の肖像」はまさに吉敷ファンにだけ楽しませるボーナス作品といえるもの。吉敷竹史が警察官になる決心を抱くまでのストーリー。ミステリーではない。
「電車最中」も長い吉敷ファン向けの作品。過去のシリーズで登場した脇役の現在を伝える。ミステリーとしては非常に軽く気軽に読める作品となっている。
(2006年10月読了)
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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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