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ねじれた町/角川文庫/眉村卓

実は我ながらこの作者の作品は初読になる。
そもそも和製SFは海野十三と蘭郁二郎しか読んだことがないに等しかったのだ。
そしてこの作品は時空のネジレでもあるのかなと思って読み始めたのだが、正直言ってこれはどこがSF? と思うしかない読後感だった。ファンタジイではないのか? 
意思力がものを言う超閉鎖敵的封建社会がそこにあった。主人公一家は父親の出張というごく当たり前とも言える日常の延長から、Q市へやって来たのだが、その町の初日からして明治時代へ迷いこむという尋常ならざる事態。妖怪や鬼の類も普通に出現。そうなのだ。この町は尋常ならざる力が働いて尋常なるネジレを発生させていたのだ。さて、主人公の運命と町の運命はいかに流転していくだろうか? といった梗概で、それなりに面白く読ませはするが、話の発想に付いて来かねる所も感じてしまった。
(2005年1月読了)
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