氷点/角川文庫/三浦綾子

上巻の感想
上だけで涙が出て来るような気分なのだが、下が楽しみ。幼い娘を殺した。相手の娘を、自分の子供として育てる、しかもバックには暗雲な心理が働いて・・・、「汝の敵を愛せよ」。これは重すぎる。

下巻の感想
思わず涙が頬を、おや鼻筋を伝ってしまった何という悲しみ。原罪をテーマにした恐るべき作品であったが、この衝撃の結末は分かっていながら圧倒的な戦慄の高まりだ。このような作品を読むと、自己を省みて情けなくなると同時に、憎むべきあの夫婦、殊に夏枝すらもせめる資格がありようわけもない、と思うしかない。何という家族だ。人は仮面を被っている上に、表面でしか物事を判断出来ない。根本を根本を・・・。
(2001年12月読了)
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