八つ墓村/角川文庫/横溝正史

これは怪奇犯罪小説とも云うべきもので、本格推理と云うには材料の提供が半端すぎである。
二十数年前に大量三十二人殺しのあったいわく付きの村、岡山のど田舎で巻き起こる恐るべき連続殺人劇。
主人公は、その村一番の旧家の跡継ぎだと云われてやって来たのだが、それがイコール前の事件のキチガイ犯人の息子と云う事であり、浴びせられるのは冷ややかな視線ばかり、と言う序盤展開。
乱歩「孤島の鬼」と同一要素も数多く散見する本作はさすがに傑作と言えるだろう。
(2003年1月読了)
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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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