湖底のまつり/泡坂妻夫/創元推理文庫

40年前の作品とは信じがたいレベル。

田舎へ旅立った香島紀子は苦痛を味わった精神と肉体を癒やす目的だった。そこで川の増水に遭い、命からがら助けてもらった相手、救出主の埴田晃二と愛し合う関係にまで発展する。ところが翌朝になると埴田晃二は消え去り、しかも数ヶ月も前に死亡していることが判明する。

そこから物語は、この官能的で夢のような謎を残したまま、舞台だけはそのままに過去から現在へ続いていくのだが、その進め方も謎が頭に残ったままで不可思議な感覚のまま。それでも過去は語られていく。


叫ばずにはいられない真相まで繋がるプロットの妙が果てしない作品だ。涙が出るほど凄いというしかない。なんて作品だ。


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