見えない復讐/石持浅海/角川文庫

これは変わった形態のミステリだ。

大学という法人格に復讐を果たすため、主人公は仲間二人を引き連れてベンチャー企業を設立することにした田島裕也。
そのスポンサーになることになったのが小池規彦だ。この人の心理を読む能力にも長けた頭脳明晰な二人が主人公となっており、 この二人を中心に物語りは展開していく。

復讐までの流れの中で、自殺名所にばらまかれたセミの抜け殻やベビー服、香水、花束から導き出される効果など細々した復讐や従業員の習作ゲームなどについての推理が続く前半戦から始まって、 怒濤の後半戦まで、一気に読ませる推理小説の枠を超えた佳作と言えるだろう。
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