女は恋を食べて生きてゐる/瀬下耽

「中央公論」昭和5年7月号掲載の短編。

椿島の美登璃荘でみどりと会う逢い引きに終止符をうった主人公である。きぬたとの新婚生活を見込んでのことだ。 その際、みどりによって呪詛の言葉が放たれた。
幸福な新婚生活の最中に、執拗で不思議な脅迫的な嫌がらせが行われるようになった。犯人がみどりかどうかは明瞭ではないが、主人公を精神的に物理的にも。苦しめるのだ。 全般的に探偵小説的興味は薄味だが、瀬下らしい愛憎の縺れが絡む幻想美を堪能できる作品となっている。

これも瀬下耽全集に類される論創社の論創ミステリ叢書「瀬下耽探偵小説選」に収録されている。
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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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