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こうもり/麻耶雄嵩

女学生二人は北陸の高級旅館に泊まりに来ていた。一人は別れた彼のストーカーに悩む傷心旅行、一人はお気楽な性格をしている令嬢といったところか。
その彼女たちがTVでもおなじみという有名作家たちのグループと偶然出会い、探偵小説を物語る上で欠かせない殺人事件が発生するのだが...。


見事に騙されたという感が強いわりにこの読後感の素晴らしさ。前のページを見直ずにはいられない素晴らしい構成。
絶賛せずにはいられない探偵小説とはまさにこのこと。
「トリッチ・トラッチ・ポルカ」に続き、貴族探偵が従えるのは小間使いの田中であるが、そのインパクトよりも貴族探偵その人が作品の裏に隠れたトリックをも構成しているところが圧巻である。
作中のどんな登場人物に対してよりも読者こそが本格探偵小説の罠にはまるという巧みさが素晴らしい。


本作は以下の集英社の単行本「貴族探偵」の収録されている一篇となっている。収録本そのものの感想はこちらにまとめておいた

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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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