九州旅行/麻耶雄嵩

<梗概>
美袋のマンションにやってきたメルカトルは早速美袋が書き終えたばかりの小説原稿の入ったPCに怪しげなDISCを入れて ウィルス感染させてしまう。そこでお詫びとばかりに小説ネタを提供するというが、いきなりマンション同階に殺人事件が発生していることを嗅ぎつけると、フタを閉めたマジックを持ったまま固まった死体と出会うのだが...

<感想>
美袋がメルカトル鮎に散々な目にあう作品。それ以上でもそれ以下でもない。

最後の最後までブラックユーモアの固まりみたいな作品といってよいことから、小説として愉快な点は認める。
ただメルカトル鮎のどす黒い悪意の前に美袋が悲惨な目にあったのだけは確かだろう。タイトルの九州旅行とは美袋のおめでたい旅行計画であり、本作の舞台でも何でもないのだが、メルカトルを少しでも出し抜こうとした美袋の罪というには余りにも酷い有様だった。この男、やはりマゾに違いない。

本作は以下の講談社ノベルス「メルカトルかく語りき」の収録されている一篇となっている。本そのものの感想ページはこちら。



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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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