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青い朝/蘭郁二郎

蘭郁二郎、昭和15年「新青年」10月号発表の短編。科学小説では全くなく、時代を象徴した普通の小説というべきなのか。 かつて発行されていた黒崎義久氏の電子書籍で読むことが出来た。現在ではおそらく本の友社の「新青年復刻版」で読むしかないと思われる。

病気から回復した主人公は銀座で旧友を出会う約束をした。仕事に復帰するための相談のつもりだったが、旧友は意外にも美しい妹を連れていた。
親友の父親は支那から帰ってきたということだったが、後日、多忙につき再度支那に戻ったという。
精神的に不安定で仕事復帰の話をなかなか切り出せない主人公は親友の妹に恋心を抱くが、それでも後日、親友の勧めもあって、外地で仕事をする決意を表明する。
妹への恋心もそこで終わりかと思われたが、支那へ出かける際の羽田空港で待ち受けていた事実は、「青い朝」だった。主人公は素晴らしい心地で外地へ出かけるのである。

探偵小説でも科学小説でもスパイ小説でも犯罪小説でも全く兆しすら見せることはない。ただ結末が心地よいというのは読者も同様であった。
外地という新天地へ向かう青年の姿を描いた小説となっており、当時の社会というものを知る上では一助になるだろう。
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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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