頭の悪い男/山下利三郎

頭の悪い男/山下利三郎

山下利三郎の短篇で、乱歩「二銭銅貨」と並んで、「新青年」大正12年5月号に載ったもの。
大乱歩に比すと涙が出るほどヘッポコ作である。見知らぬ男に知人と勘違いされた主人公はその男を盗人だと思い込み、自分を刑事だと勘違いしているな、と推理した。それが悲劇の始まりで、大体頭の悪いのになまじその自分の推理に感じ入ったために、小心の悲しさで懐の大金をパーに、何という愚か。きっと絶望の淵だ。でもそれなりには笑える事をつけ加えておこう。
なお現在、論創社「山下利三郎探偵小説選(1)」で読める。
(2001/11/9初出[妖鳥の涙])


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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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