街の抱擁/水谷準

街の抱擁/水谷準

水谷準、「探偵趣味」昭和2年1月号掲載の短篇。放浪者達は喫茶店で自らの馬鹿談義に講じていた所にやって来た紙切れのように薄っぺらい男、その男曰くにコンクリイトの中の夢を経験してきたというのだ。町の交叉点で足の元からの奇怪な搏動。それこそ、その原因として、現実的な解釈を当て嵌めようとする放浪者達を裏切って、それこそ町の抱擁であったのである。ああっ、何というコンクリイトの中の夢だったことか。
なお現在気軽に読める本がない。数年前ならば、ちくま文庫「水谷準集」で読めたのだが…
(2003/9/25初稿[妖鳥の涙])


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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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