恐水病患者/角田喜久雄

恐水病患者/角田喜久雄

角田喜久雄、「新青年」昭和3年3月号発表短篇。
鬼気迫る男が突如登場し気狂の如く退場したが、その残した二通の手紙。何と世にも奇怪な志願者だったことか。狂犬に噛まれての魔の恐水病。この悪魔死への狂怖は、男にある決断をせしめたのだ。それは法的処罰手段だっだが、捻りすぎた不完全犯罪は、偶然のお節介もあり、皮肉なる結果を得たのである。しかしそれも皮肉で、いや根本的に皮肉な計画だったのだ。それは恐水病の呪いであったのだろうか。
なお現在、出版芸術社 ふしぎ文学館「底無沼」等で読める。
(2001/11/14初稿[妖鳥の涙])


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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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