仮面の決闘/瀬下耽

仮面の決闘/瀬下耽

瀬下耽、「新青年」昭和4年6月号発表のショートショート。

この絶大な効果、仮面の決闘のトリックは効果という点では圧倒的ではないか。命をかけた決闘者の血は燃えたぎっているのだ。城主は老いたりと言えども剣の名手で自惚れ家、ゆえに弱小な復讐者に怯むと言う事は有り得なかったのが陥穽だったのだ。双方の身分の圧倒的な差による面子から両者が仮面を被るという決闘法が復讐者提案で出されたが、その真意たる圧巻の絶対効果とは…。

仮面をかぶるということの意味は至極予想通りではあるが、予定調和からこそ生まれる面白さがあるのだろう。

なお現在、論創社「瀬下耽探偵小説選」で読むことが出来る
(2002/8/6初稿[妖鳥の涙])(2011/11/13改訂)


新青年復刻版読了時の感想

掌編ながら、凄い効果的復讐譚。仮面の決闘に、これほどの確実なトリックが用いられるとは!
掲載誌:新青年 昭和四年六月増大号(第七号)=一札壹円
(2001/6/18読了)

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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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