君の膵臓をたべたい/住野よる/双葉社

主人公は友達も一切いない目立たない男子高校生。

その主人公が共病文庫なるものを偶然にも拾って読んでしまったことが全ての始まりだった。
共病文庫は日記であり、余命一年という膵臓の病を患っているクラスメイトの明るく皆に好かれる女子高生山内桜良のものだった。


桜良は普通に生活したまま死にたい思いから病気のことを親友にも隠しているが、主人公は知ってしまった。
そしてそのことから、正反対の二人の奇妙な付き合いが始まる。


という展開。


途中までの展開も非常に引き込まれるし重要なのだが、特にラストに向けては圧巻というしかなかった。
とにかく様々な意味で意外な結末。タイトルの持つ意味。そして溢れる涙をどうすることも出来ない。
これだけは間違い無い。泣けない選択肢はない。
また更に最初の冒頭のシーンを確認し、そしてまた最後を読んでしまう。


そして読了後は清々しいまでに生きることや日々の大事さを思い知らされるのだ。生きてる意味を考えさせられるのだ。


これがデビュー作と思うと恐ろしくもなってくる。登場人物も少なく、極端な人ばかりとはいえ、 心の変化もよく描けているし、構成も素晴らしい。


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