トラップハウス/石持浅海/光文社文庫
大学の同期10人が就職も決めて卒業間近になって同期キャンプ旅行を思い立った。
舞台は埼玉県秩父の長瀞町。まぁ場所は重要ではないが、重要なのは泊まる場所のトレーラーハウス。
この小説のほとんどをしめる舞台となるのがトレーラーハウスとなのだ。
トレーラハウスに一度入るや決して抜けられなくなった9人。扉も窓も内側から開くことが出来なくなってしまったのだ。 まさに孤立した密室状況。
そこで不幸にもついに死人をも現れ、次から次へとネチネチとした画鋲などの攻撃が加えられる。現在ミステリで難関となっている携帯電話による救援も望めず、完全に孤立無援となってしまった9人に待ち構えるのはいったいなにか?
心理をすり減らしていく様がよくわかる、せこい小道具のネチネチとした陰湿な攻撃者による攻撃。攻撃者からの悪意しか感じられない不可思議なメッセージに対して、知恵を絞って攻撃される理由を考えて行く登場人物たちだが、それが序章で書かれた過去の顛末につながっていく。。。さて、犯人とその目的はいったい何か?
地味にも一気に読ませる魅力を持つ本格ミステリ。
舞台は埼玉県秩父の長瀞町。まぁ場所は重要ではないが、重要なのは泊まる場所のトレーラーハウス。
この小説のほとんどをしめる舞台となるのがトレーラーハウスとなのだ。
トレーラハウスに一度入るや決して抜けられなくなった9人。扉も窓も内側から開くことが出来なくなってしまったのだ。 まさに孤立した密室状況。
そこで不幸にもついに死人をも現れ、次から次へとネチネチとした画鋲などの攻撃が加えられる。現在ミステリで難関となっている携帯電話による救援も望めず、完全に孤立無援となってしまった9人に待ち構えるのはいったいなにか?
心理をすり減らしていく様がよくわかる、せこい小道具のネチネチとした陰湿な攻撃者による攻撃。攻撃者からの悪意しか感じられない不可思議なメッセージに対して、知恵を絞って攻撃される理由を考えて行く登場人物たちだが、それが序章で書かれた過去の顛末につながっていく。。。さて、犯人とその目的はいったい何か?
地味にも一気に読ませる魅力を持つ本格ミステリ。