有栖川有栖の鉄道ミステリー旅/有栖川有栖/光文社文庫
何のことはない。ミステリー小説でもなければミステリー評論でもない。
旅路に様々な鉄道に乗ることが有栖川有栖の趣味ということで、その鉄ちゃんぶりを披露したエッセイとなっている。
鉄道ミステリーについて述べた章もあるにはあるが、あくまで本題は日本全国の鉄道旅、その素晴らしさを説くといったもの。
私も自動車よりは鉄道の方が性に合っている。移動しながら寝るか読書するかを同時に出来る鉄道は非常に便利だからだ。
自動車ではそうはいかない。むしろ運転に疲れるのがオチであり、運転役でなくても本を読むと酔って気分が悪くなるタチである。
決して趣味というわけではないが、たまに妙なルートで無理矢理乗ったことがない電車や久しぶりの電車に乗りたくなるときもあるので、少しは有栖川有栖の感慨にも共感できるというものか。
とにかくこの本は、ミステリファン以外は買わないとは思うが、全くミステリではないので注意。
旅路に様々な鉄道に乗ることが有栖川有栖の趣味ということで、その鉄ちゃんぶりを披露したエッセイとなっている。
鉄道ミステリーについて述べた章もあるにはあるが、あくまで本題は日本全国の鉄道旅、その素晴らしさを説くといったもの。
私も自動車よりは鉄道の方が性に合っている。移動しながら寝るか読書するかを同時に出来る鉄道は非常に便利だからだ。
自動車ではそうはいかない。むしろ運転に疲れるのがオチであり、運転役でなくても本を読むと酔って気分が悪くなるタチである。
決して趣味というわけではないが、たまに妙なルートで無理矢理乗ったことがない電車や久しぶりの電車に乗りたくなるときもあるので、少しは有栖川有栖の感慨にも共感できるというものか。
とにかくこの本は、ミステリファン以外は買わないとは思うが、全くミステリではないので注意。