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誘拐者/山下利三郎

誘拐者/山下利三郎

「新趣味」大正11年12月号発表の山下利三郎処女作。
娘を誘拐した旨の脅迫状が届いたのだが、その文面と表沙汰にしたくない心理が重なって、警察には知らせずに私立探偵に依頼した。しかし私立探偵は相手先に出向こうとはせずに、娘の部屋を調査したり、宅地の値を調べたり、生徒手帳を調べるというトンチンカンらしきことをやってのける。さて、その真意とは!? 大した事ないのは言うまでもないが、推理形式を採っており、この時代の処女作としては充分なものである。
なお現在、論創社「山下利三郎探偵小説選(1)」などで読める。
(2003/9/25初出[妖鳥の涙])


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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

頭の悪い男/山下利三郎

頭の悪い男/山下利三郎

山下利三郎の短篇で、乱歩「二銭銅貨」と並んで、「新青年」大正12年5月号に載ったもの。
大乱歩に比すと涙が出るほどヘッポコ作である。見知らぬ男に知人と勘違いされた主人公はその男を盗人だと思い込み、自分を刑事だと勘違いしているな、と推理した。それが悲劇の始まりで、大体頭の悪いのになまじその自分の推理に感じ入ったために、小心の悲しさで懐の大金をパーに、何という愚か。きっと絶望の淵だ。でもそれなりには笑える事をつけ加えておこう。
なお現在、論創社「山下利三郎探偵小説選(1)」で読める。
(2001/11/9初出[妖鳥の涙])


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「藻くづ」/山下利三郎

「藻くづ」/山下利三郎/7ページ

悲しくも浪漫的話と思われたが、実は・・・だったという話。

掲載誌:新青年 大正十五年第十三号=一冊六十銭
(2001/1/18読了)

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「第一義」/山下利三郎

「第一義」/山下利三郎/18ページ

ある第一義を信とする教師がいたのだが、期せずしてそれに裏切られてしまった。その男の混迷極める不思議な脳内世界での話が主体になっている。ご都合主義的感が強いのが最大の欠点であろう。

掲載誌:新青年 大正十五年第九号()=一冊六十銭
(2001/1/13読了)

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「裏口から」/山下利三郎/14ページ

(新青年 大正十三年第七号(六月号)=一冊五十銭)

「裏口から」/山下利三郎/14ページ

不景気のせいで定職を失ってしまった主人公は信じていた神からも見捨てられた心持ちがして、やけっぱちになっていた。とそこに裏口があいている家を見つけて思わず泥棒に墜ちるところだったが・・・・・、特に意外性もなく大したものではない。善人を悪に導かぬ神様の話というべきか・・・。

(2000/11/18読了)

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