予告殺人/ハヤカワ文庫/アガサ・クリスティ/田村隆一
新聞広告に突如と載った予告殺人の文面。友人知人達は冗談と思ってパーティのつもりで、その舞台に姿を見せるも、予告時間ピッタリのホールドアップと停電。そして銃弾が三発飛び、強盗が死に、舞台の主人は九死に一生を得た形となった。この予告殺人から始まる連続殺人事件に挑むのが、我等がミス・ジェーン・マープル。この難事件を如何に解いたか!?
トリックは既に知られた有名トリックを使っているに過ぎないが、サスペンス性と展開力が美事である。そして魅力ある登場人物達と、深まる謎。本格を堪能出来る作品と言えよう。
ちなみに私はと言えば、マープル活躍前に、犯人を推定は出来たが、些か推定材料には乏しかったと言っておこうか。
(2002年7月読了)
トリックは既に知られた有名トリックを使っているに過ぎないが、サスペンス性と展開力が美事である。そして魅力ある登場人物達と、深まる謎。本格を堪能出来る作品と言えよう。
ちなみに私はと言えば、マープル活躍前に、犯人を推定は出来たが、些か推定材料には乏しかったと言っておこうか。
(2002年7月読了)
テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学