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錯覚の拷問室/佐左木俊郎

錯覚の拷問室/佐左木俊郎

佐左木俊郎、「新青年」昭和4年11月号掲載の短篇。
恐るべき精神への拷問。拷問室は教諭の部屋だった。学校で、ある教師の財布が紛失した事から、悲劇は始まったのだ。そして偶然少女は見てしまっていた。洋服のポケットが探られる所を。そしてそれが見てはならない人物によってなされていたのである。二重の悲劇は偶然によっていた。錯覚は早合点の悲劇を呼んだ。そこに介在していた秘密とは一体なんだろうか!? 
なお、現在春陽文庫「恐怖城」で読む事が出来る。
(2003/9/25初稿[妖鳥の涙])


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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

街灯の偽映鏡/佐左木俊郎

街灯の偽映鏡/佐左木俊郎

佐左木俊郎、「新青年」昭和5年9月号掲載の短篇。
現実を歪めて写す偽映鏡を主題にした異常心理物だ。突如とした瞬間に、人の頭をポカッと殴ってしまう神経衰弱。それは偽映鏡の前だった。労働運動仲間の友人は裏切った、あろう事か、彼ら二人が思っていた女のために。それを機に、主人公の心理状況は、偽映鏡の如きになり、遂に神経衰弱の為めに工場を首になった彼を待っていたのは、廃人と化す状況だったのである。
なお、現在春陽文庫「恐怖城」で読む事が出来る。
(2003/9/25初稿[妖鳥の涙])


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猟奇の街/佐左木俊郎

猟奇の街/佐左木俊郎

佐左木俊郎、「文学時代」昭和4年12月号掲載の短篇。
人違いからか? 男は突然女に声をかけられた。どうやら逃げ出した夫と勘違いしているようなのだ。坊やの泣き声も聞こえるそうだ。工場に行くな、とも言う。この不思議? 猟奇の町に迷い込んだものなのだろうか? その女の夫は、工場から帰ってこなかったのだ。そして死を告げられても、その確認はさせて貰えなかったことが、猟奇を形作ってしまったのである。
なお、現在春陽文庫「恐怖城」で読む事が出来る。
(2002/8/27初稿[妖鳥の涙])


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三稜鏡/佐左木俊郎

三稜鏡/佐左木俊郎

佐左木俊郎の短篇で、探偵小説界の至宝的作品で「新青年」昭和7年11月号掲載。
副題を笠松博士の奇怪な外科医術というのだが、首無し殺人事件が意外な三重の謎に展開するという圧倒的な重厚な筋。精神分析的医学怪奇! 首と胴体とを繋げるという究極の外科手術、これを研究しているのが笠松博士で、その不器用な助手というのが主要人物になってくるのだ。夢久+不木のような怪奇幻想でありながら、納得もいく本格的な謎があるという絶大なる逸作。
なお、現在光文社文庫の「『新青年』傑作選」で読むことが可能となっている。
(2001/12/16初稿[妖鳥の涙])


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恐怖城/佐左木俊郎

恐怖城/佐左木俊郎

佐左木俊郎、「新青年」昭和7年1月~7月号連載の長篇。
北海道の開墾地を舞台にした話で、裕福な地主の下男は、その令嬢と婚約者を憎しみ切っていた。馬車での銃殺トリックは失敗に終わったが、考える事はそれだけ。というのも、この下男は元はその地主のパートナーの息子だったからで、その辺りに恐るべき疑惑があったからなのだ。しかし実は恋慕している令嬢の徹底的すぎる弱点を握ったことで、大きくこの長篇は歪みを迎えていくのである。
表題の意味が不明の本篇は、なお、現在春陽文庫「恐怖城」で読める。
(2002/10/17初稿[妖鳥の涙])


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