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白髪鬼/光文社文庫/岡本綺堂

怪談小説。
広義であっても謎小説に読み慣れていたら、まったく不可解なまま終わってしまう話ばかりでハッキリ言って物足り無さのみがのこってしまうことが多数だった。
タイトルに釣られて買ったのだが「白髪鬼」は乱歩や涙香のものでいう白髪鬼とはまったく別種であった。試験場の白髪の亡霊の話で、結局白髪鬼があらわれ試験を積極的に阻害する理由というのはよくわからなかった。永遠の現状願望だったのだろうか?
(2006年8月読了)

テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

半七捕物帳(一)/光文社文庫/岡本綺堂

最初の捕物帳。ホームズに似た短篇小説形式であり、今から80年もの昔に書かれたとは信じがたいほどのクオリティである。収録作品は「お文の魂」「石燈籠」「勘平の死」「湯屋の二階」「お化け師匠」「半鐘の怪」「奥女中」「帯取りの池」「春の雪解」「広重と河獺」「朝顔屋敷」「猫騒動」「弁天娘」「山祝いの夜」。
(2000年9月読了)

テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

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