鮎川哲也探偵小説選/鮎川哲也/論創社
大学の時に鮎川哲也ファンになってから待ち望んでいた「白樺荘事件」を遂に読めるということで歓喜の一冊。
(鮎哲が亡くなるまでは完成を待っていたのは言うまでもないが、今となっては読めるだけで歓喜だ)
しかも60年近くの長らく出版されてなかった「白の恐怖」も読めるのだからたまらない。そもそも「白の恐怖」も初めて読むので感慨深かった。
「白の恐怖」は莫大な遺産相続を巡った真冬の山荘物。一癖も二癖もある途上人物達。犯人当てとしてはわかりやすいが、本作がずっと封印されていたのは正直もったいない。 今からでも広く読まれて欲しい感もあるため、将来的には文庫化にも期待したい。
(鮎哲が亡くなるまでは完成を待っていたのは言うまでもないが、今となっては読めるだけで歓喜だ)
しかも60年近くの長らく出版されてなかった「白の恐怖」も読めるのだからたまらない。そもそも「白の恐怖」も初めて読むので感慨深かった。
「白の恐怖」は莫大な遺産相続を巡った真冬の山荘物。一癖も二癖もある途上人物達。犯人当てとしてはわかりやすいが、本作がずっと封印されていたのは正直もったいない。 今からでも広く読まれて欲しい感もあるため、将来的には文庫化にも期待したい。