エラー・クイーンパーフェクトガイド ぶんか社文庫 飯城勇三

20世紀の米国の大探偵小説作家エラリー・クイーンの手引き。私も代表作はともかくも、多くの作品を読んだわけでは無いので今後の参考になった。クイーンはそのうち読めるだけ全作近く読みたいもんである。
(2006年2月読了)

テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

九尾の猫 ハヤカワ文庫 エラリイ・クイーン 大庭忠男訳

第二次大戦後まもなくのニューヨークを震撼させた連続殺人事件。
この《猫》による事件は、首に特徴ある紐が巻き付いている絞殺という以外、関連性も皆無に思われた無差別の恐怖を市民に叩き込み、証拠皆無で手も足も出ない警察機構は無能を罵られた。そこでクイーン父子の登場であるが・・・。
精神分析を駆使した恐るべきまでの対決。犯罪の関連性の探索。心理戦。《猫》を巡っての暗部の葛藤の数々。サスペンス性に満ちた本作である(その分本格度は弱い)。
(2004年3月読了)

テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

ドルリイ・レーン最後の事件/ハヤカワ文庫/エラリイ・クイーン/宇野利泰

ドルリー・レーン4部作の最終話。
既にネタは聞き及んでいたが、意外な犯人ものである。
お馴染みサム元警視の元にやってきた謎の派手な髭をした男。この男曰くの高額な依頼をして去っていった。その後、シェイクスピア本を巡って、事件が紛糾。シェイクスピアの過去に絡んでいく本事件。
ペイシェンス・サムを中心にした恋愛や葛藤した推理を含む人間模様には面白い物を感じるが、本格ミステリとしてはどうも粗相な点が目に付くし、道具立ても驚くようなものではない。
ただただ意外な犯人を演出するためとしても、それがこの4部作全体の存在にまで問題を投げかけるのはどうも嘆かわしいとしか言えまい。
レーンものの逸品については、XとYで終わっていたとしか言いようがないだろう。
(2003年7月読了)

テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

災厄の町/ハヤカワ文庫/エラリイ・クイーン/青田勝

架空の町ライツヴィルを舞台にしたシリーズ第一作。
クイーン氏は訪れた町で災厄の家と呼ばれる所で下宿することになったが、そこは元々は新婚家庭になっていたはずの家だった。というのも三年前結婚式の日に失踪した花婿ジムがいたためであったが、その花婿が突如戻ってきて、紆余曲折を経つつも花嫁ノーラと今度は本当に結婚し、クイーン氏は余所で移動、元の災厄の家で幸福な結婚生活を送っていたが・・・。そこで発見せられた3通の手紙。そしてそれを実践した毒殺事件・・・。と言うような展開で、ラストの緊迫感は堪らないものがある。全ては解答を差している本格ミステリ。
(2003年6月読了)

テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

ギリシャ棺の秘密/ハヤカワ・ミステリ文庫/エラリイ・クイーン/宇野利泰

国名シリーズ第4弾。
エラリーの若き日の事件で展開は二転三転で、難事件の様相だ。ギリシャ人棺の中の死体の謎と、イタリア絵画の謎、これらが絡み合い、意外な真相。おかげで私の下手な推測は失敗に終わったのだった。
(2001年7月読了)

テーマ : ネタバレ無し探偵小説
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