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封建制/木々高太郎

封建制/木々高太郎

木々高太郎、「新青年」昭和12年6月号発表の短篇で幕末探偵小説とも言うべき物だ。
稲垣家の嫡流に伝わり続けるという口伝史。しかしこの小説自体が何が面白いのか皆目見当がつかない。そもそもどこが探偵小説なのかも分からない上に、幕末でもなさそうで、文学力も駄目。口伝史も正々堂々な仇討ちなどが美談とする武士道、忠義の話が変に展開し稲垣家の当時の主が発狂してしまうと言う話で、面白く無さ過ぎである。本当にこれは頂けない。
なお現在読める本は無いと思われる。
(2003/9/25初稿[妖鳥の涙])


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テーマ : ネタバレ無し探偵小説
ジャンル : 小説・文学

夜の翼/木々高太郎

夜の翼/木々高太郎

木々高太郎、「新青年」昭和12年1月号発表の短篇。
フランスを舞台に大心地先生の精神分析が炸裂したのが本篇だ。銃で撃たれたフランス女、それは可哀想な境遇だったが、主人公の日本人とは良い友達だった。それが腕の中で死してしまうのだ。犯人は逃亡中だというので、国中マルセイユまで追跡するも……。夜の翼への逃亡の意味には意外な理由の奸計が隠されていたのである。まさに強迫観念恐るべしである。
なお現在、気軽に読める本は恐らく無いと思われる。
(2002/5/5初稿[妖鳥の涙])


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妄想の原理/木々高太郎

妄想の原理/木々高太郎

木々高太郎、「新青年」昭和10年3月号発表の短篇。
癲癇発作中の男が殺人を犯して、重要物を盗み出した。大心地先生は小発作の朦朧状態という責任能力がなくなる状況に詐病が出やすい認識していたが、今回もその詐病だというのか? さて、その男は実に精神病者になってしまったが、大心地先生いかに精神病者の妄想原理という数学式が表す一種の暗号から、重大な秘密を守ることが出来ただろうか!? 
なお現在、春陽文庫「網膜脈視症」等で読む事が可能のはずだ。
(2002/4/11初稿[妖鳥の涙])


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文学少女/木々高太郎

文学少女/木々高太郎

木々高太郎、「新青年」昭和11年10月号発表の短篇。
なるほど広義ですら探偵小説味はあまりにも稀薄である。文学少女は文学に恋愛していたが無理解な周辺の中ではそれは悲しみ。その後、文学少女は一児の母となり、その娘を大心地先生に分析、晴れた道を歩もうとしていたのだが、それも悲しい錯誤と運命によってしまった。しかしそれは幸せだったのやもしれぬ。生涯の感謝を捧げることが出来たほどの事が出来たのだから。
なお現在、創元推理文庫「日本探偵小説全集7巻 木々高太郎集」で読める。
(2002/8/7初稿[妖鳥の涙])


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睡り人形/木々高太郎

睡り人形/木々高太郎

木々高太郎の犯罪医学短篇で、「新青年」昭和10年2月号発表。
睡り人形、それは恐るべき人工睡眠の悪夢である。ある医学者の妻は嗜眠性脳炎と診断された死亡したのだが、そこには恐るべき意思が働いていたのだ。その後、その医学者が為し得たのは、いかに奇怪で悪魔的な睡り人形との生活だったことか。狂的な独占願望ゆえのこの異常な行為、この異常犯罪小説には背筋をジリジリと伝うような恐怖すらも感ずるのである。
なお、現在、創元推理文庫の「日本探偵小説全集7巻 木々高太郎集」等で読む事が可能だ。
(2001/11/7初稿[妖鳥の涙])


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